ディストピアが好き

映画もアニメも小説もそれほど見る方ではないですがSFというジャンルが好きです。
その中でもディストピアがとりわけ好きです。


ディストピアとの出会いはテイルズオブディステニー2のエルレインだったと思います。

エルレインは作中において敵となる存在であり、彼女は現人神のような存在でもあります。そんな彼女は純粋な悪ではなく、彼女なりに人々の幸せを考えるわけです。そんな彼女の結論は全ての人間に幸せな夢を見続けさせるというもので、争いばかりする現実世界は幸せとは程遠かったのです。

オチはというと、主人公たちがも幸せな夢を見させられるのですが、自力で目覚めてこう言うのです。
「与えられるだけの幸せは偽りだ。幸せは自分で掴むものだ」と。


当時、子供ながら考えたことがあります。
夢の中最高やんけ。俺もその世界に連れて行ってくれよ。


ディストピアの良さの一つは幸せはとは何かを考えさせられるところにあり、作品が終わっても考え続けることができるのは素敵なことだと思います。
「偽りの幸せ」vs「現実の細やかな幸せ」
一体どちらのほうがいいのでしょうか…?


最後になりますが、おすすめのSFがあればぜひ紹介していただきたいです。それでは。